クロムハーツの指輪といえばシルバーだけども…
「クロムハーツの指輪」と聞いて多くの人が思い浮かぶのは、シルバーの指輪でしょう。そもそもクロムハーツが爆発的に広がった要因となるのが、シルバーのアクセサリー。クロムハーツが日本に上陸するや否や、シルバーアクセが大ブームに。芸能人をも巻き込むほどに、広がっていきました。
しかし、クロムハーツは何もシルバーのアクセサリーだけではありません。実はゴールドも取り扱っているのです。では「クロムハーツのゴールド」とは、どんなものでしょうか。探ってみました。
純金ではない理由
クロムハーツに使われているゴールドは、ほぼ純金である22kです。100%純金ではないので、がっかりされるかもしれません。でもクロムハーツのような複雑かつ緻密なデザインを実現させるには、22kで精一杯です。
ゴールドは大変柔らかい素材になっています。指輪として加工するとなると、相当に難しい素材です。そこで他の金属と混ぜることにより、ほどよい硬さに調整。緻密で美しいデザインの指輪へと、仕上げていくのです。
「純金」は「純金」ではない
もちろん店によっては「純金」と銘打って、指輪やネックレスを扱っている所もあります。ただ「純金」と看板は出ていたとしても、使用されているゴールドは24k。99.9%以上はゴールドで、残り0.1%が別の金属で構成されています。「純金」とはいえ、100%とは言い切れないのです。
また24kとなると、クロムハーツのような緻密なデザインには対応できません。凄まじいほど腕の立つ職人が担当したとしても、シンプルなデザインの指輪がやっとでしょう。
ゴールドのクロムハーツの指輪は値段もゴージャスだった
22kのクロムハーツの指輪。シルバーとは違った魅力があり、ゴージャスな印象があります。そして見た目通り、お値段もかなりゴージャス。
使用感が目立つシンプルなデザインの指輪でも、17万円ほど。アームの表面に、うっすらと傷がついているにもかかわらずです。ダイヤがついている指輪となると、一桁増えます。今回確認した範囲内で、最も値段のはる22k指輪の値段は200万円でした。言うまでもなく「中古」の販売価格です。