らしさが出ている釘の指輪
釘を環にした指輪の形にしたデザインは、数あるクロムハーツのアイテムの中でも“らしさ”が出ています。
クロムハーツの根幹にあるのが、自由そのもの。頭でっかちな人達が作り上げたルールを蹴飛ばし、道なき道をスタイリッシュかつ格好よく突き進むのが「クロムハーツ・スタイル」です。釘と指輪という何のつながりもない要素を1つにまとめたのが、釘の指輪。ルールにとらわれない自由さを前面に出しているクロムハーツだからこそ、実現できるデザインといえるでしょう。
釘デザインのルーツは?
釘デザインの指輪の元になったのが、1960年代〜70年代にかけて進められた「コンセプチュアル・アート」になります。コンセプチュアル・アートは既定の枠にとらわれない、自由なアートを目指したものです。
例えば油絵を描くとしましょう。多くは花やフルーツ、時には女性や男性の姿を描くかと存じます。しかしコンセプチュアル・アートが加わると、対象物は無限大。道端に捨てられている煙草の吸殻ですらも、油絵にするのです。
創業者も影響を受けた?
こればかりは想像の話になりますが、クロムハーツの創業者は「コンセプチュアル・アート」に何かしらの影響を受けたのでしょう。60年代〜70年代と言えば、創業者は少年時代。少年の頃に斬新なアートを目にすれば、何かしらの影響は受けていた筈です。
そもそも釘デザインが生み出されたのは、アメリカのニューヨーク。クロムハーツの創業者が生まれた所も、アメリカのニューヨーク。ただの偶然でしょうか。
ビギナーにもおすすめのデザイン
斬新すぎるデザインの指輪。クロムハーツ・ビギナーにとっては、ハードル高く感じるかもしれません。しかし釘モチーフの指輪に関しては、ビギナーに強くお勧めしたいアイテムになります。
クロムハーツの釘指輪は、意外とシンプル。全体的にスッキリしているため、抵抗感なく使えるでしょう。男性はもとより、女性にもおすすめの逸品です。ストリートは言うに及ばず、フォーマルシーンに持ち込んでも違和感はありません。オールマイティに使える指輪として、重宝するでしょう。