クロムハーツは職人が命がけで作り上げたもの

クロムハーツの作り方

緻密な彫銀が特徴的なクロムハーツ。ここまで細かいものになると機械で作られていると思いきや、職人の手作りです。超絶凄腕職人の手で生み出されたリングは、芸術品と言っても差し支えないほど。あまりの素晴らしさに、クロムハーツの指輪を結婚指輪として使っている方も少なくありません。
ではクロムハーツは、どういう風に作られているのでしょうか。公式的にハッキリ出ていませんが、おそらく鋳造と呼ばれる方法を取り入れているかと思われます。

鋳造の流れ

鋳造は、型に溶かした金属を流し込んで作る方法です。まずはロウなどで、指輪を作ります。ロウの周りに石膏などで固めれば型の完成。クロムハーツが取り入れているかどうかまではわかりませんが、ブランドによっては3Dプリンターで型を作っている所もあるそうです。
最近は技術がかなり発達し、コンピューターの手が加えられることもあります。専門のソフトを使って指輪をデザイン。ソフトからデーターを読み取り3Dプリンターにおこせば、型の完成です。

命がけの作業

型が出来上がれば、溶かした金属を流し込みます。溶かした金属の温度はかなりのもの。クロムハーツが取り扱っているシルバーの場合、溶かすのに961.8℃必要です。1滴でもこぼれ落ちたら、火傷どころでは済まされないでしょう。ある意味、命がけの仕事です。
金属が固まったら型から取り出し、磨き上げれば完成です。なお鋳造するには、特別な資格が必須となります。素人では簡単に真似できない製法になっているからこそ、高品質なリングになるのです。

クロムハーツは結婚指輪としても使える

最高のリングは、結婚指輪にも最適です。シルバーは元々、お守り代わりとして使われてきました。悪いものを取り払うという意味の「シルバーブレッド」や、銀貨をお守りとして使っていた歴史もあります。
クロムハーツを結婚指輪に使うことに関して、眉をひそめる方もいらっしゃるでしょう。ただ結婚指輪は他の誰でもない、2人だけのもの。周りがなんと言おうとも、本人達が希望する指輪を使うようにしましょう。